甘粕正彦




●一介の憲兵大尉であった甘粕正彦ですが、関東大震災のどさくさに紛れて無政府主義者の大杉栄と伊藤野枝、甥の宗一を殺害したことで一躍有名となりました。
その罪により懲役10年の刑を受けたにも関わらず、わずか3年で出所し帝国陸軍の官費による夫婦で(通常は単身赴任)2年間のフランス留学という破格の待遇を経て満州に渡りました。そこで、満州事変の仕掛け人としてかかわり、奉天に本拠をおき特務工作に携わりました。
また、関東軍参謀長 板垣征四郎に極秘の委託を受けて天津から元皇帝溥儀をさらってくるなどの活動を行い、満州国に君臨する事になります。この辺は、映画「ラスト・エンペラー」で坂本龍一が演じていたため、ご存知の方も多いと思います。

なぜ、一介の憲兵大尉でしかない甘粕が満州国の闇の実力者として君臨したのか、分からない部分が多かったのですが、「吉薗手記」により、周蔵氏と同じように上原勇作の配下である事が明らかとなりました。
また、非常に不気味な存在であった甘粕が「吉薗手記」では、普通の人物として書かれていることも非常に興味深いポイントです。




1)甘粕事件(12.23)

2)経歴に関する疑惑 (除隊に関して) (01.01)

3)第一次渡仏に関する疑惑(01.01)

4)出獄後の渡仏に関して(01.01)

5)奉天古陶磁の偽造による軍資金の調達(01.13)

6)周蔵氏との出会い(02.13)

7)獄中の甘粕と藤田嗣治(03.17)

8)出所した甘粕と上原勇作の隠し子(06.17)

9)周蔵氏満州に甘粕を訪ねる(08.30)


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